8月17日

冬山徹(ふゆやま・とおる)です。「6月27日」という名前の記事の公開をずっと後回しにしていて、さっき公開したんですが、それはかなり今感じていることと違うので、最新バージョンを書きます。

 

就活

完全に飽きました。もう、全部やったじゃん。ESも書いた、それなりに業界研究と自己分析もした、SPI対策も玉手箱対策もした、性格適性検査も10分以下で終わらせられるようになった、面接練習もした、ちゃんと面接も受けた、動画選考の動画も作った、グループワークもやった。やってないのはOB訪問くらい?そんなの一番やりたくないし、もうこんなのやめようよ。あと、私服が指定されているのにスーツで着て、何度も「カメラはオフにしてください」と言われているのにカメラオンにしている就活生、ちょっと怖いです。質の悪いサクラかな。

以下でまた似たようなくだりを書くと思いますが、最近、自分は意外と人に求めているものが多いんだなって気づきました。私は、大体の人は話すと面白いし、楽しいと思っていたのですが、思ったより人は面白くないし、優しくないし、文章を読めないし、感情的だし、無感情です。これは別に世の中の人がバカだと言っているのではなく、普通に、東大でも、私より頭いい人でもそういう人はたくさんいます。普段接している友達や研究室の人はいい人たちばかりなので、忘れていました。

なんでこんなことを言っているのかというと、就活でかなりたくさんの人が喋っているのを見て、そういうことを考えさせられて、周りの人という観点でD進を再検討することになったからです。就職しても、今まわりにいるような素晴らしい人々に出会えるかというと、そんな保証はまったくないどころか、かなり期待できないと思いました。私は自分の指導教員が本当に好きで、研究室の先輩も大好きなので、この観点だとD進は大アリになるわけですね。

研究

依然としてやる気は微妙なところですが、ワーカホリックなので、進捗は出続けています。少し前にラボでセミナーを勝手に立てたのですが、これがかなり精神的な支えというか、重力を補償する振動電場のような感じで、定期的にモチベを引き上げてくれています。

私が入る前の印象では基本的に相互作用のないラボだったのですが、なんか気づいたらたくさんイベントが立つようになっており、精神衛生的環境が極めて良くなりました。あとは進捗出すだけって感じですね()。この前はラボのひとたち(一部)で山に登りに行きましたよ。

 

マチアプ

勉強も就活も何も面白くなくなっていたので、救いを求めてマチアプを入れました(そういうものではないかも)が、あんまり面白くなかったです。まず、マチアプが経済学的に就活と同じ雰囲気すぎるのがちょっとずっと気持ち悪かったです。仕組み上同じで当たり前なのですが、私は就活が嫌で救いを求めていたので、また同じ構造が出てきて、呆れました。

私は人間関係を構築するのが苦手で、同時にいくつかの恋愛を目的とした関係を保持するのは無理だと確信していたので、大量にひとにいいねを送ったりはせず、感性が一致してそうな人が一人いたのでいいねを送って、その人と話したり実際に会ったりして、結局色々あってその関係は断つことにしました。マチアプは少なくとも今の自分には向いていなかったです。

でも良かったこともあって、それは、私は結婚しないと30あたりで寂しくて死にそうだと思っていた(ある意味結婚というものに期待を抱いていた)んですが、別に結婚しても全然幸せになれない場合もありそうだなあと思ったことです*1。割とこれも人生設計的には大きな発見で、D進より就職したほうが普通に考えて結婚できる可能性は全然高いと思うんですが、別に結婚できればいいってわけじゃない/結婚できなくてもいいとなれば、そのファクターが消えるわけです。結局マチアプをやっている間は研究と就活で削られて残ったかすかな精神的余裕がすべて吸い取られていて本当につらかったんですが、確かに就活していても得られなかった結論は得られたので、まあよかったことにしましょう。

 

自主ゼミ

哲学の自主ゼミを立てました。物理学科の仲の良い友達(相手がどう思っているかはわからないが、私はすごく好きな友達)と4人で哲学書を輪読しています。以前自己紹介の記事を書いた時に「趣味は勉強会」と書いた気がしますが、やっぱりこれは本当だなあという感じで、めちゃくちゃ楽しいです。人と会って一緒に難しいこと考えるってすごく面白いです。読む本が変わる可能性はありますが、友達と会える貴重な機会でもあるので、勉強会自体はどうにか続けていきたいですね。

 

語学

最近韓国語を真面目にやり始めました。10月のTOPIKには応募失敗したので、4月に受けます。4級は取りたいなあと思っていますが、実は英語以外の資格試験を取ったことがないので、どのくらい難しいか想像できません。就活を考えると、本選考までにTOEICを受けたくて(930点くらいはほしい)、英語の勉強のほうが優先度は高いんですが、どうにもやる気が出ないので、一旦韓国語をやります。あとは自分の能力的にはフランス語かスペイン語の資格試験を取るのもよいのですが、モチベ的には韓国語が両言語の今の(資格試験的な)実力をすぐに追い抜きそうなので、韓国語に集中します。

音楽

a子とi-dleばっかり聴いています。ギターを再開する機運が最近一瞬高まったのですが、少し弾いたところ、やはりセンスがなさそうだったので、ギターにはもう少し寝てもらうことにしました。

結論

早く成果を出して論文を出したいです。業績がほしいというより、他のグループに先を越されたら本当に屈辱的なので、早くまとめたいっていう感じです。

 

 

 

*1:幸せな恋愛しかしてこなかったので、気づけなかったということなのかもしれません。

6月27日

冬山徹(ふゆやま・とおる)です。院に入って研究テーマが変わってから3ヶ月が経ち、就活も忙しくなり、つまらないことばっかり言ったり考えたりするようになってきたので、適当に最近のことを書きます。

(これは6/27頃までに書いた文章で(書き始めたのは多分5月くらい)、もうちょっと書き足してから投稿するかと思ってて、結局今の今まで放置してたという感じ 8/17現在の気持ちは結構違うので別で記事書きます)

研究

以前こんな記事を書いたので、これとかなり違う研究を今はしているので、その所感を書きます。

torufyym.hatenablog.com

元記事とひとつひとつ比べてみます。

①人間関係で精神を消費する虚しさ

人間関係はかなり改善しました。やっぱり研究室において学部生に比べて院生という立場はだいぶ楽です。周りとはよくやれている気がします。私の持論として、人は互いに話さないと段々自然に互いに嫌悪感を抱くと思っているので(すれちがいっていうやつ)、あまり会話がないことが自分の所属研の懸念点でしたが、少し頑張ったらみんな応えてくれて、今では比較的雑談がしやすい空気になったような感じがしていて、安心しています。

ただ、僕が結構精神を消耗してはじめてそういう空気を保てていると(少なくとも自分では)思っていて、少しでも疎かにすれば元通りに戻りそうな感じがあります。大げさっちゃ大げさではあるけど。というか今の予定では1年半後に出ていく人間だし、もっとひっそりするべきか…

②理論が役に立たない虚しさ・頭を使わないほうがよいという虚しさ

これは完全に変わりました。いま私は実験と理論の2プロジェクトを並行して進めていますが、前者もかなり理論的です。今までの勉強が生きているかというと、あまりまだ活かしきれていない感じがありますが、少なくとも、頭を使わないほうがよい、という苦しみからは抜けることができました。

③業績にならない虚しさ

これも大きく変わりました。今の研究テーマは非常に成長が速い分野で、きっと結構早く業績が出せると思います。夏の学会発表はできませんが、M1のうちに何らかの業績は出せると思います。

 

しかし、メンタルは去年よりずっと、ずっと、ずっと悪いです。去年は業績が出てないから、本当にやりたいテーマとは違うから苦しいのだと思って、確信して、言い聞かせていたのですが、まったくそんなことはありませんでした。業績はまだないとしても、進捗はかなり産めているのに、あまりにも虚しいです。本当に。そうはいっても研究はしないといけないのと、研究してないともっと虚しいから毎日ラボに行ってますが、いつまで続くんでしょう...。

周りに比べたときの自分の研究能力のなさに失望しているわけではありません(そういうときも、あるにはあるけど)。社会の役に立たないことが不安なわけでもありません(むしろ割と社会の役に立ちやすいテーマをやっている気がする)。面白いと思えているのかどうかというと、それはよくわかりませんが、理性的にはとても面白いテーマだと思っていて、他の分野の論文を読んでいても「この分野のほうが面白そうだな」と思うことも全然ありません。

この感じは、長年の趣味だった語学が嫌いになったというか、好きじゃなくなったときの感覚にとても近い感じがあります。そのときも、語学ばっかりやって飽きたというわけではなかったし、言語が嫌いになったわけでもありませんでした。

就活

別にやりたいことがあるわけでもないので、メーカーで、専門的に一番楽にいけそうな業界に出しています。結構応募の期限が遅めなのでまだ全部出してるわけではないですが、多分最終的には15社くらいにインターン応募する感じになると思います。

というと真面目にやってる人っぽいですが、本当は最低でも週1くらいで新しい情報がないか各マイページをチェックするべきなのに、全然できてなくて、割と興味あった企業のインターンが知らぬうちに応募開始して応募終了していた、ということが一昨日判明したり、そんなノリでやってます。  あと、最初は広く検討すべきなのに、調べるの面倒だからメーカーの研究開発に決め打ちしたら、院で研究してるうちに、別に研究開発とか向いてないかも、と思うようになって、もう少し人との関わりが多い業界・職種を見てみるかと思ったら、インターン応募期間が軒並み終わってたりとか(早期化の弊害すぎるけど、事前にそのリスクを知りながら決め打ちしたので、もちろん自分が悪い)。

顔

わたしと対面で会ったことがある人はわかるかもしれないんですが、左頬に拳くらい大きいアザがあります。これは僕は結構ずっと嫌で、実は治療をしていたんですが、お金がめちゃかかる割に全然良くならないので、最近、普通にメイクでどうにかしていくことに決めました(決めたというか親を説得しました)。

前までスティックのピンポイントコンシーラーみたいなのだけ持っていて、本当にちゃんと写真に写りたい/いい印象を残したいときにのみ、一番濃いところにのみ付けていたのですが、アザの面積が広くて、硬い?(水分が少ない)コンシーラーだと効率も悪いし粉っぽくなってしまうのが嫌だったので、ちゃんとしたコンシーラー等を買いました(チャッピー全任せチョイス)。スキンケアのやり方も変える必要が生じたりしてだいぶ面倒&お金がかかりましたが、段々綺麗に隠せるようになってきたので嬉しいです。アザのせいで顔の清潔感(って何?)がだいぶ損なわれていたので、就活的にも良かったなあと思います。

ライブ

a子のライブツアー(JUNO)の名古屋公演を見に行きました。とってもよかったです!!!ああ...(思い出して言葉を失う)。ライブ後にお見送り(!)があって、a子とlondog*1のみなさんが僕の半径50 cm以内にいるという瞬間があったはずなのですが、その瞬間がまったく記憶にありません。あまりにも眩しくて視界が白飛びして、記憶にないんだと思います。いや、でもそれだったら、今はすべてが真っ黒に見えているはずなのに、実際にはそうではないから、直視しなかった(できなかった)のかもしれません。

なんとサイン入りチェキまで当たっちゃって......本当に帰り道に死ぬんじゃないかと思いました、幸運すぎて......

ライブレポートを書きたいんですけど、いまは元気と時間がないのでやめておきます。というのを、去年10月のOdysseyツアーの東京公演を見たときも言って、結局まだ書いていないですね......。

読書

最近、永井均のウィトゲンシュタイン入門を少しだけ読み直しました。高1のときに買った結構思い出深い本です。毎回同じところでわからなくなるので、ちゃんとノートにまとめるべきだと哲学書を読むたびに思うんですが、そうすると勉強になっちゃってなんか...いや元々哲学書読むって勉強でしかないのはそうなんだけど...。

音楽

最近はよくi-dleっていう韓国のアイドルグループにハマっています。疲れてる/眠い/気力がない時にi-dleで脳と身体を強制的に動かして、無理をした結果苦しくなった時はa子を聴いてメンタルを回復させる、というサイクルが確立されてる気がします。別にa子だけでもこのサイクルは回せる(去年はそうしてた)けど、その状態で本当に嫌なことが起きたらそのとき聞いてた音楽ごと嫌いになりそうで嫌なので意図的に分散させています。

結論

最近は口癖のようにどうしようもないことを四六時中言ってて、本当になんか情けないです。どうにかなりたい。

*1:a子はシンガーソングライターですが、レコーディングやライブでは特定の人々と協力してパフォーマンスをしていて、その集団にlondogという名前がついています。音楽だけじゃなくて、例えばヘアメイクのプロの人(夏子さん)もlondogに所属しています。正式には「クリエイティヴ・チーム」らしいです。

2026年度版 自己紹介

冬山徹です。自分がわからなくなってきたので、自己紹介します。

 

・General

名前:冬山徹(ふゆやま とおる)(本名ではない)

年齢:23歳

性別:男*1

出生地:京都府。育ちは東京

MBTI:ENTP(Eとは思えないと言われるので、何度もやったが、何度やってもENTPだった...)

BMI:21.1

家族構成:一人っ子 「妹いそう」とよく言われる

趣味:勉強会を開くこと、音楽を聴くこと、語学

座右の銘:初志貫徹

口癖:「わかり方がわからない」「いい話だ」「だいぶ良さそう」「so-called 〇〇」「素敵だ」「〇〇でこそあるけど」「〇〇なわけで」「ごめん」

よく無意識にする動作:右足だけ靴や靴下を脱ぐ、スピノルを説明するときの手の動き(これ→*2 )、立ってるときにたまに右足のつま先で地面を垂直につんつんする、ペットボトルをキャップを下にして立てる(ボトルフリップではなく、普通に)

文の癖:「聞く」「聴く」「訊く」を正確に使い分けたがる、「からだ」は「体」ではなく「身体」と書きがち、「www」は出し惜しみがち、タメ口でも逆接の接続しには「が」を使いがち

よく使う絵文字:💞、🆒、😭

高校のときの部活:軽音学部(スリーピースバンドでギタボをやっていた)、パソカタ部(ゲーム作ったりプログラミングしたり)、英会話部(英語で喋る)、昼休みサッカー部

大学のときのサークル:言語系の自主ゼミサークル(代表、現在も所属)、フランス語の勉強のサークル(現在活動なし)

学年:大学院の修士1年

朝型夜型:朝は朝方、夜は夜型(つまり、あまり寝ない)

好きなYouTubeチャンネル:僕らの別荘、ジャルジャル、ランダムな動物動画のチャンネル

好きな本:「科学と仮説」(ポアンカレ)、「生物から見た世界」(ユクスキュル)

好きな季節:冬

子供の頃になりたかった職業:飛行機設計する仕事

アレルギー:ナッツ類、イヌ、ネコ、ハウスダスト、スギ

好きな動物:アヒル、ネコ、ラッコ

飼っているペット:なし 早くFIREしてアヒルを飼いたい

最近笑ったこと:就活サイトに登録するときに質問に答えたら、AI生成されたガクチカを提示されたこと

好きな食べ物:チーズケーキ

今欲しいもの:シェーバー、メガネ

最近気になっていること:正しい歌い方

今楽しみなこと:a子のライブに行くこと

自分の好きなところ:たまに上手い言葉遊びが思いつくところ

自分の嫌いなところ:人目を気にするのに人の価値観にそこまで興味がないところ

今やりたいこと:成果を出して研究室を罪悪感なく休む

・音楽

同じ曲をずっと聴き続けるタイプなので、あまり広く音楽を聴けているわけではない。

好きなアーティストTier表:
S a子(j-pop)

A Cö Shu Nie(j-pop)、スピッツ(j-pop)、i-dle(k-pop)

B 相対性理論(j-pop)、NewJeans(k-pop)、RedVelvet(k-pop)、さユり(j-pop)、ずっと真夜中でいいのに(j-pop)、Orelsan(フランスのヒップホップ)、Juanes(ラテンロック)

C indigo la End、DADARAY、aespa、backnumber、藤井風、ヨルシカ、フジファブリック、Haloo Helsinki!

説明:a子は全部好きだから全ての理由が後付けになる。一般的傾向としては、①歌がめっちゃうまい(Cö Shu Nie、i-dle、RedVelvet、さユり、...)か、②意味の通る完成した文ではなく、ニュアンス/手触りで繋がった言葉の連続というような感じの、衝動的・感覚的な歌詞(a子、スピッツ、相対性理論、ずっと真夜中でいいのに、...)か、という2つがあると思う。なお、昔好きだったアーティストで上の表に入っていないのも多い。

弾ける楽器:ギター

ギター歴:4年(現在はやってなくて、ブランクも4年)

好きな曲:青(a子)、PAPER MOON(a子)、somewhere(a子)

好きな歌詞:

「君の言葉聴かせて 辻褄なんて合わなくていいから」(Cö Shu Nie、「simple is!」)

「悪い未来もいいんでしょう あたし待ってるって、待ってるってよ 叶えるために疲れても ゆける、ゆける、熱いままよ」(a子、「惑星」)

「愛と夢を 愛と夢を 持てないあたしも嬉しくて嬉しくって」(a子、「PAPER MOON」)

「強いのか弱いのかどうだろう?寝る前にまとめて泣いてる」(スピッツ、「猫ちぐら」)

聴きたい曲:a子のプレイリストがある(↓など)ので、それを聴いていきたい。好きな音楽を、背景・歴史込みで、具体的に説明できるようになりたい。

open.spotify.com

軽音やってた頃にやった一番楽しかった曲:天国と地獄(UNISON SQUARE GARDEN)

ジャズギターが弾けるようになりたいとぼんやり思っているが、そもそも普段あんまりジャズを聴かないので、もっと聴いていきたい。

・読書

趣味にしたいが、読解力と集中力と時間がなく、なかなか趣味にできない。

興味あるジャンル:幻想文学、哲学、科学哲学

好きな作家:ホルヘ・ルイス・ボルヘス、ブルーノ・シュルツ

興味ある哲学者:バシュラール、プラトン

読みたい本:「三人の警官」(フラン・オブライエン)、「科学的精神の形成」「火の精神分析」(バシュラール)、「ティマイオス」(プラトン)、「判断力批判」(カント)、昔買ったバカロレアの哲学の参考書、何らかの美学の本、マクロ経済学の本

・語学

色々とサークルで悪い思いをしたので、最近は語学とは距離を取るようにしている。一応好きではあるんだけど...。

2週間以上勉強したことがある言語:英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、チェコ語、フィンランド語、ジョージア語、中国語、韓国語、アラビア語、古典ギリシャ語

何言われてもある程度応答できる言語:日本語、英語、スペイン語

日常会話くらいならどうにかなりそうな言語:フランス語

今勉強したい言語:英語、韓国語、フランス語

・勉強

高校時代の得意科目:英語と数学と化学

高校時代の苦手科目:現代文と物理

好きな基礎物理の分野:光学、流体力学

苦手な基礎物理の分野:一般相対論

好きな数学の分野:力学系、複素解析

他に専攻したかった分野:神経言語学

口癖:「(物理の話で)結局〇〇(数学的形式)を〇〇(数学的操作)してるだけ」「枠組み」「自然な」「操作的に」

辞めたい習慣:どのようにしてそういう効果が入り得るか考えてないのに「有効的に〇〇かもしれない」と言ってしまうこと

実験系を選んだ理由:(理由はいくつかあるが、例えば)理論的/数学的な直観が全然なく、理論研究で非自明なものを見つけられる気がしなかったから

好きな(物理)学者:ハイサム、ホイヘンス、ポアンカレ、ファインマン

好きな方程式:シュレーディンガー方程式、フォッカー・プランク方程式、ハミルトン・ヤコビ方程式

好きな定理:シャルコフスキーの定理、揺動散逸定理、クラマースクローニヒの関係

好きな現象:エフィモフ効果、分数量子ホール効果

好きな変換:フーリエ変換、Villain変換、Madelung変換

好きなアインシュタイン方程式の解:ゲーデル解

好きな次元:3次元

好きな近似:マルコフ近似、乱雑位相近似(RPA)

好きな悪魔:ラプラスの悪魔

好きな実験:フォトンのBEC http:// https://doi.org/10.1038/nature09567

好きな実験手法:ドップラー冷却、フェッシュバック共鳴、魔法周波数

最近興味ある分野:メタマテリアル、共振器QED、重力波検出

書ける言語:Python、MATLAB、C++(ちょっと)

AtCoderの色:緑色

 

 

*1:Biological SexもGender IdentityもGender Expressionも男で、Sexual Orientationはヘテロです

*2:https://youtu.be/fTlbVLGBm3Q?si=jt5gGoNO4ULccSid

言語のシミュレーションをやってみよう【随時更新】

 

言語のシミュレーションをやってみましょう。(最終更新 4/12)

言語のシミュレーションと言うと、まず次の2つに分けられると思います:

①言語の中身(文法、語彙)がどう変わるかシミュレートする(言語内の変化)

例)長い/よく使う単語が段々短縮される(携帯用小型無線電話機→携帯電話→携帯 とか)、統語的に単純になる(係り結びの消失 とか)

②言語の話者がどう変わるかシミュレートする(言語間の変化)

例)社会的地位の変化やグローバル化で少数言語が消失する、多言語話者が増える

もちろん、①と②を組み合わせたものもあると思います。

③言語間の交流によって言語が変化する

例)ピジン/クレオール言語の発生

最初にやってみたいと思ったのは③ですが、まずは①や②から始めようと思いました。

言語の話者数変化

私の感覚では、①より②のほうが手を出しやすい感じがしたので、②からやってみることにしました。例えば複数の生物種の個体数変化のモデル(Lotka-Volterra方程式や食物連鎖のモデルがイメージしやすいと思います)のようにかなりシンプルな設定からスタートできそうですよね。

言語の話者数変化は、多くの先進国で少子化が起きている今は、その言語を公用語としている国の人口変化で決まるというのが、ひとつ思いつくと思います。しかし、これのメカニズムはかなり複雑で *1 、かつ、取り込んだところでそれは各国の国籍を持つ人数の変化を予測するモデルであって、最終的に言語の相互作用の考察をしたいことを考えると筋が悪い気がします。

そこで、

ひとつの国の中で2言語があり、片方が公用語である

という場合を考えましょう。例えば旧ソ連の国ではよくある状況なのではないかなと思います。こういう設定では、多くの人が話している言語が実用上有利で、公用語になっている言語は社会的なステータスの獲得に有利であると想像できます。普通は多数派の言語と公用語は一致していますが、パキスタンやアイルランドなど、実はそうではない国もあるようです。

Ver.1:2状態, 社会的地位

このようなモデルとしてAbrams & Strogatz (2003)のモデルがあります[1]*2:

xは言語Aの話者の割合(0≦x≦1)です。言語A, Bの話者しかなく、バイリンガルはいないものとしています。全体にかかる正数cは変化の時間スケールと思うことができるので、今回は気にしません*3。第一項は「言語Aの母語話者が単位時間にどのくらい増えるか(言語Bの母語話者(割合: 1-x)がどれだけ言語Aの話者になるか)」を意味していて、その増え方はs(言語Aの社会的地位, 0<s<1)、x(言語Aの話者)のa乗に比例します。
単にxに比例するのではないのがポイントです。これが話者数について正のフィードバックを与える機構になります。実際、話者の多い言語は実用上有利ですから、これは妥当な設定でしょう。原論文によると多くの文化圏でaは似通っており、a=1.31±0.25とのことです。ちなみにa=1とするとロジスティック方程式と同じ形になりますね。

適当に試してみると、少数言語はs(社会的地位)によって消滅したり、逆に多数派の言語を置き換えるばかりか多数派の言語が消滅したりするようです。少数言語は高い社会的地位を与えることで消滅を回避できるが、その場合は多数派のほうが消えてしまい、結局共存は困難のように見えます。ちなみに、ある程度高い社会的地位を与えることで少数言語の消滅を遅くすることができる(下図の左→中央)というのが実用的な結論で、例えば学校教育に少数言語を取り入れることが考えられます。人間に社会的地位を与えるプロセスである教育を利用して少数言語にも社会的地位を与えるわけですね。

共存するのが自明な例として、例えばs=x=0.5, a=1とすると時間変化せず(=不動点)、2言語は共存しますが、これは不安定な不動点であり、x=0.500001とするだけで共存しなくなります。

数学的には、定常状態(dx/dt=0)の条件を求めれば解析できます。s, aに関わらずx=0, 1とすると右辺が0になります。それ以外では、

とすると、右辺はsによって1つの値に決まるのに対し、左辺は0<x<1でa<1で単調減少、a>1で単調増加なので、0<x<1には不動点x*は1つしかありません。x=0の不動点は以下のように、x<<1のときa<1ならf'(x)->+∞に、a>1ならf'(x)<0となります。1-x<<1 のときも同様です*4。

したがって、f'(x*)はa<1なら負、a>1なら正になるしかなく、a<1ならx*は安定不動点、a>1なら不安定不動点となります。つまりa>1では2言語の共存が不可能です。a<1では2言語の共存が可能ですが、言語Aの話者が最初に(0 or 全員以外の)何人であろうと、決まった割合の定常状態に吸い込まれるという感じです。

大げさに言えば、多様性を維持する機構があるということになります。実際の世界は自然にはa=1.31程度が正しいようですが、例えばここで、sを定数ではなく、s∝x^(-0.6)みたいに話者数が少ないほど社会的地位が高くなるよう動的に設定する場合、今回のモデルではa=0.7のような状況が実現され、上のようになると考えられます。アイヌ語話者が減ってきてるからアイヌ語の時間を長くして日本語を教える時間を減らそう、みたいなノリでしょうか。あるいは、全員が逆張り意識を持てばこうなるでしょう。

言語ではやはりa>1が普通そうです。生物では、同じ生物を食べる捕食者2種の一方(A)が増えると被食者がAに適応し、Aに似た動物を避けるようになり、Aは捕食しにくくなり、逆にBはノーマークになって捕食しやすくなり、Bが増える、ということは考えられそうです。経済では、何かの業界で大企業がシェア100%を目指そうとするとニッチなものに適応するコストがかかって効率が落ち、ニッチな需要に特化した身軽な中小企業に勝てない、ということがあると思います。生物/経済の例を見ると、両者は希少性が食料/利益の確保を効率化させるという原理があるようですが、言語ではどうなのでしょうか。言語の機能、恣意性と多様性の議論はもう少し考察を深めてからしたいところですね。

 

はじめに単純なモデルを見ました。このモデルはどのように複雑にできるでしょうか。

まず相互作用の観点では、この模型がこうもきっぱりした結果になったのは、システムが全結合的であるからだと思います。つまり、すべての人がすべての人にとって同じように影響を及ぼすので、単純な関係になるのだと思います。現実っぽくするには人を空間的に配置し、距離に応じて結合強度が変わるようにすることです。いわゆる反応拡散系のようなイメージです。一方で、インターネットは人間同士の相互作用の手段のひとつですが、物理的距離がほとんど効かない点で、全結合的です。この両方の相互作用が我々の社会にはあるわけですが、距離依存性が生む局所的相互作用とこのような全結合的相互作用の寄与がどのように拮抗するかはひとつのテーマになると思います。地形や交通、天候などを入れるようになると、かなり豊かな感じがしてきますが、パラメ—タ選びも難しそうですね。

微分方程式の形の観点では、その時点での状態と変化率だけから決まるという点が単純化されている点が指摘できます。実際には言語は書物や文化の形で歴史に依存して継承されるし、子は多くの場合親の言語を継承します。また、人は毎秒生成消滅しているのではなく有限の時間生きるので、それも、設定によっては単にタイムスケールが長くなるというだけではない効果を及ぼすかもしれません。物理的距離を導入するのも手ですが、このような時間的側面を深めてみるのも面白そうです。また、ランダムなできごとの寄与を取り入れ、確率微分方程式に移行するというのも興味深いと思います。

いろいろな深め方がありますが、もう少し理解を深めるため、今度は言語Aと言語Bの二言語話者を追加した場合を見てみましょう。

Ver.2 3状態、社会的地位

 

1
D. M. Abrams and S. H. Strogatz, “Modelling the dynamics of language death,” Nature, vol. 424, no. 6951, pp. 900–900, Aug. 2003, doi: 10.1038/424900a.

*1:社会制度や産業の形態(第一次産業が多い地域では働き手の数が必要なので出生率が高めな一方、技術的な仕事が多い地域では教育コストが高く、なかなか何人も育てるのが難しい、というイメージを私は持っています)、豊かさに依存していると思います。

*2:本当に我々が知っている(?)Strogatzです。数学者がこういう研究をやっているのを見ると、なんだか心が温まります。

*3:原論文では実際の言語の消滅と突き合わせていたので、時間スケールにも関心があったという感じだと思います。

*4:1-x =: yとしy<<1を考えればよいです。設定を考えれば第一項と第二項の寄与が逆転するわけですが、d/dx=-d/dyなので符号も逆転し、x<<1のときと同じようになります。

ちなみに1次元力学系x'=f(x)が双曲型というクラスであれば、不動点は交互に安定→不安定→安定...となるので、x=0だけ見ればわかるのですが、本当に双曲型か自信が持てなかったので一応x=1も調べました。

物理モチベの低まり

本格的な実験物理学の研究を始めてからもうすぐ1年が経ちます。去年4月に現在のラボに配属され、そこで3(4?)ヶ月実験し、院試を挟んで10月からまた同じ研究を続けています。1年間やって何の成果も得られず、実験物理への興味も急速になくなったので、なぜこうなってしまったのか、反省も兼ねてまとめてみます。

人間関係で精神を消費する虚しさ

 コミュニケーション能力不足と言えばそれまでですが、主に共同実験者とのコミュニケーションの仕方に悩みました。うまい立ち回りがずっとわからなくて、本当にしんどかったです(詳細は書けませんが......)。

 結局、実験をしていて考えたことのうち、物理的に意味のある内容は非常に少なかったと思います。そのうちの大半は、ときどき一人で作業できたときだったような気がします。もちろん、これは共同実験者に他責をしているのではなくて、実験は一人では完結しないものなので、そこは人と適切に議論しながらちゃんと深い考えができないといけなくて、それができなかった私に大きな問題があったという捉え方をしています。

 とはいえ、3年の学生実験では初対面の学科同期ともそれなりに普通に作業・議論できていたので、私にそもそも対人・研究能力がまったくないということもないはずで、ラボで実験を手伝う学部生という微妙な立場が難しかったのかなあ、と思います。僕が先輩-後輩の関係に不慣れなのもあります。正直できる限りのことをしての結果なので反省のしようがない(似たようなことを3月12日 - Torufyymの日記 でも書きましたね)のですが、強いて言えば、もう少し先生に相談してもよかったかも、という感じですね。

理論が役に立たない虚しさ・頭を使わないほうがよいという虚しさ

 (この記事は全部そうですが)実験の一般論というより、この1年の話ですが、いままで勉強してきた内容が全然活きなかったです。基本的に長い時間心を殺してやればやるほどよい、という感じで、虚しかったです。できるだけ長い時間、集中が切れても休憩せず粘り続けるという、共同実験者のスタイルが伝染ってしまった*1感じもありますが、実際作業してると、頭を使うと心が折れやすくなることに気づくタイミングがあります。

 もちろん、虚無作業と言っても、何をやってるか考えないと余計に時間かかったりモノを壊したりするし、まれに予想と違う結果が出ることもあるので、ある程度物理的なことを考えるタイミングはありますが、理論の勉強や研究をしていたときと比べると圧倒的に、圧倒的に簡単で浅いです。私は物性を中心にそれなりにストイックに理論的な勉強をしてきて、物性でなくても広く応用可能な能力を身につけたつもりだったのですが、全然役に立たないです。

 別に過去に勉強した分については楽しくてやってたからいいんですけど、特に最近は、これ頑張って勉強するよりラボ行って実験するほうが意味あるんだよな......ってなってまったく気力が出なくなりました。論文も前までよく読んでいたんですが、同じ理由で、最近は読めなくなりました。これから院に行くのにね。

業績にならない虚しさ

 楽しくなくても、あまり勉強にならなくても、業績になるならまだ頑張れますが、少なくとも数年間は業績にならない実験だったので、大変でした。別に修士の研究を先取りでやってるわけではないので、これから今まで頑張った分が回収できることもないです(いちおう、この実験を引き継ぐ人はいるので、完全に無駄になるわけではないけど)。

結論

 この記事を書いているうちに「いややっぱりこうすれば成果出たのでは」と思えるかなあと思って書き出しましたが、何も思いつきませんでした。実験の内容以前に、正直人間関係/コミュニケーションの問題がデカすぎて、私よりずっと賢い学科同期たちでも同じような結果になったんじゃないかなあと思います。業績を出せなくても勉強になればよかったんですが、実験の拘束がキツくて勉強/論文読みの時間の確保も大変で、結局実験室のどこに何があるかについて詳しくなっただけの1年でした。

 理論のひとたちはたくさん論文を読んだり議論したり本を読んだり、人によっては論文を出している中で、実験のひとたちも人によってはすでに論文なり学会発表なりにつなげられる成果を出しはじめている中で、私はひたすら単純作業をしていました。私は彼らと同じくらい、あるいはそれ以上にリソースを割いたつもりですが、結局、実質的に丸一年間遊んで過ごしていたのと同じ状態のまま院に進むことになります。今日もこれから寝て、明日は午後に病院に行くために抜けないといけないので5時くらいに起きて早めにラボに行きますが、私のこの春休みはなんだったんでしょうね。来週の金曜日は院のガイダンスらしいです。この春休み、私は専門分野の論文を一本も読めませんでした。

*1:別にそういう人がいても無視して自分を貫けばいいわけで、何甘えてんだよ、と思ったと思いますが、私は学部生で立場が弱いし、研究以外の活動もあるのに連日夜遅くまで作業していてはそんなことをする気力もなくなるものです。

3月12日

結論

 最近何もうまくいきません。最近といってもいろいろありますが、ここ一ヶ月はかなり運が悪いし、ここ半年も運が悪いし、ここ1年もそこそこ運悪かった気がします。9割くらいは実験絡みです。なのでここでは書けません。真面目にやってんだけどなあ...。「運が悪い」とか普段は言わないんですが、本当にそうとしか言えないです。

一例

 「運が悪い」としか言えないことの一例として、実験ではない残り1割からひとつご紹介。以下では結構長々と書きましたが、全然実験のそれと比べればしょうもない話です。

 オンラインの自主ゼミをひとつ主催しているのですが、今年始まってからの実施回5回中3回、発表者に当日にドタキャンされました。別にそういうことはありえると理解しているし、ここでその人たちの陰口を言いたいわけではない(そもそも怒っていない)です。「うまくいかないこと」の例として聞いてほしいです。ドタキャンが発生しましたが、対策はというと、私はゼミをやるときは必ず次のようにしています:

・次回の発表者の都合を明示的に確認してから日程を決める(普段は行けるから行けるつもりになっているが、実はその週だけ行けない、というようなことを避けるため)。

・日程が決まったらメンションして目立つように投稿する。

・実施回の2日前にはメンション付きでリマインドする(不規則な開催の場合は1週間前にもリマインドすることも)。

・発表延期やドタキャンがあっても、「連絡ありがとうございます」とか「次回は〇〇日の予定ですが大丈夫ですか?遠慮なく教えて下さい!」とか「忙しければ私が代わりにやってもよいです」とかいう感じで、休みたいときは休めるような、できれば事前に連絡しやすいような環境を作るために普段から気をつけている。*1

・短くとも10日程度以上準備できるように早めに担当者を決めている。

というような感じで、(一応まだ改善点は思いつくものの)かなり気をつけている方だと思います。もちろん、それでも、予想外に忙しくて準備する時間がなかったとか、当日に体調を崩したとか、予定を忘れていたとか、そういうことは当然ありえます。それで、年が明けてからの5回のうち、3回、当日にドタキャンされてしまいました。*2

改めて結論

私が「運が悪い」と言っているのはこういう感じのことです。つまり、自分なりに考えを巡らせて努力して行動も起こしたにもかかわらず、予見のしようがないことで、考えていた・準備していたことが無に帰すということです。入念に準備をしていた分、後から「なぜこうなってしまったのか」「単なる不運ではなく、見落としがあったのではないか」「この人はこう言っていたが、真意は何か」と悩むことになります。全然自主ゼミくらいだったら、まあよいというか、そういうランダムなものだと思って気楽にやればいいです。が、これは最初に言った通り氷山の一角で...。

補足:いろいろ書きましたが、私は何不自由なく生活できている時点で、全然恵まれている方だと思います。そもそも自主ゼミも実験も自分がやりたくてやっていることなので、贅沢な悩みと言われて当然な話だと思っています。

*1:「ドタキャンは怒ったほうがいいんじゃない?」と思う人もいると思いますが、これは難しい問題です...。私はケースバイケースで判断しているつもりですが、特に大した拘束力のないオンラインの自主ゼミでは、(怒るなど)心理的に負担のあることをすると多くの人は改善する前にゼミからフェードアウトしてしまう気がするので、「普段から密なコミュニケーションをとっていて、少し不満を表出させるくらいではフェードアウトをしないくらい関係性ができている」とか「他の場でも関わりがあり、フェードアウトするとあとで気まずいことになる(そのときの心理的負担が上回る)」とか特別な条件がない限り、怒らないほうがいいと私は思っています。

*2: (あくまで理由のひとつですが)そういうことも想定して、発表者は週一で1人ずつではなく、隔週で2人ずつという、1人がお休みしても実施できる実施形態にしていたので、実施を取りやめたのは1回に抑えられました! その1回は、大きいテーマの前半と後半で2人に分けていて、前半をやらないと後半が理解できないので、後半の人(=私)は参加できましたが、泣く泣く中止にしました...。

春休みの目標

冬山徹(ふゆやま・とおる)です。私は大学で物理学を専攻していて、今は4年の冬学期が終わって春休みに突入したところです。私は院進しますが、キャンパスも研究室も変わらないので、この休みは節目という感じはなく、単なる休憩・準備期間という感じです。

諸条件・背景

この記事では春休みの目標を検討したいので、まず簡単に諸条件・背景をまとめてみます。

・週2-4日程度の頻度で終日研究室で実験をしています。今のところ、春休み中このペースは保たれる見込みです。

・自主ゼミに3つ参加しています。うち1つ(固体物理学の本の輪読)は3月はじめに、もう1つ(計算言語学・NLPの本の輪読)は3月半ばに終わる見込みです。前者は来週(2/28)に、後者は3月半ばの最終回に発表担当がありますが、どちらも高々12時間くらいあれば準備できるかなという感じです。残りの1つもそこまで負担はありません。

・3/6に奨学金を含むプログラムの採用結果が出ます。採用されれば博士までの5年間の研究をすることになります。採用されなければ、D進はせず就活しようかな、というのが最近思っていることです。

 奨学金のプログラムに採用された場合、修士1年の最初の学期は2つの研究室に通わないといけず、プログラム独自の活動もあるので、特に4月・5月は非常に忙しくなりそうです。

・家庭教師などのバイトはしていません。

・旅行の予定などはありません。

・2/20時点で、かなり精神状態が悪いです。「動けない」「立ち上がれない」とかそういうレベルでは全然ありませんが、あまりストイックに何かに打ち込むことができるかというと微妙です。しかし、精神状態が悪い原因のひとつに強い無力感・無能感があるので、休む/遊ぶというのは避けたいという、難しい状態です。

目標の洗い出し

では早速、やりたいことを書いてみます。バランス・兼ね合いは後で考えるとして、とりあえず理想を書いていきます。「2025年 所感」の記事でも似たようなことをしましたが、あれから多少心境の変化もあったので、0から考え直してみます。

研究

 研究のために必要な知識・能力が足りていないので、その勉強をしたいです。1にも2にも

所属研の論文を読む

ことが必須です。自分の分野は、学際的というほどではありませんが、いろいろな科目の知識が必要で、それぞれの科目の重要な本を読んでいくといくら時間があっても足りないので、所属研の論文のうち特に重要なものから読んでいき(読んだメモはスライドにする)、ある程度必要なことが見えてきたらそれに取り組む、という感じが良さそうです。また、学期中も多忙でなかなかレビュー論文を読む時間がなかったので、急いで読もうと思います。

 一方、絶対にやるべき勉強もあります。研究の基礎となる科目として電磁気学・光学・量子光学があり、これについて統一的でfirmな理解を身に付けないといけません。その教材として、

ジャクソン電磁気学、ヘクト光学、量子光学講義資料*1

を読み、docsファイルにでもまとめようと思います。どれもそれなりに重いですが、読んだ/やったことがある内容なので、ちょうどよいかなあと思います。これらの科目はいつでも講義ができるくらいには理解しないといけないと思っています。また、よくやる計算は問題集のような形式でまとめておきたいと思います。

 今学期は自分の実験系の位置づけを理解するために、他の実験系の論文を読むというのをやってきましたが、これは中断しようと思います。また、制御論や電子回路も重要ではあるがわざわざやるほどではないので、とりあえずは先送りにします。ノイズについては勉強したいのですが、何を使って勉強するのが良いのかわからないので、論文を読みつつ考えようと思います。

就活

 最初に述べたように、奨学金を含むプログラムに落ちたら基本的には就活しようと思っています。なので3/6に結果が出てから考えればよいのですが、後回しにすると忘れちゃうので、やりたいことだけ書いておくと

・インターンの時期把握

・自分の興味のある業種をまとめる

・就活四季報を見てみる

・面接でどのようなことが訊かれるのか把握して対策を講ずる

という感じです。(以前取得した資格である)応用情報技術者試験の復習や(以前そこそこのレベルまで進めた)競技プログラミングの再開は就活における自分の価値を高める方法のひとつですが、それをやれば他がダメでもどうにかなるわけではないので、上に書いてあることが一通り終わるまでは触れないことにしようと思います。

趣味

 趣味として音楽・読書(・語学)あたりを長期的にはやっていきたいと思っていますが、今は趣味に取り組めるほど精神的余裕がないので、春休み中は特にやらなくていいかなと思います。趣味をやると、楽しまないといけない感じがして息苦しいので、やらないほうが楽だなあと最近は思います。

その他

 4月以降は忙しそうなので、できれば単発バイトをたくさん入れて貯金したいです。運動もしたいですが、基本的に限界まで疲れていて動けないので、実現可能性は低いです。

まとめ

以上を踏まえて、3/6までは

・しばらくは毎日1つ、所属研の論文を読む

・実験やバイトがない日はジャクソン電磁気学/ヘクト光学/量子光学講義資料のいずれかを2章進める

という感じで進めようと思います。何かやらないと苦しいというときには

・数値計算:実験や理論の論文の内容をシミュレーションで再現してみる

・自分の分野を一般の人/物理の他の人向けに説明するスライドを作る

・今学期の実験のまとめ

・量子力学/量子測定のまとめのPDFを編集する

あたりのことをしようと思います。

 

3/6以降は、十中八九、採用の可否と勉強の進捗に基づいてそのときに決めることになりそうですが、うっかりそのまま3月をムダにするのも怖いので、一応現時点では

<採用された場合>

・上に同じ

<採用されなかった場合>

・所属研の研究がだいたいわかるまでは論文読みを続ける

・電磁気/光学/量子光学の勉強は1日に1章以上は進めないようにして、就活の調べ物と準備を進める

という感じで行こうと思います。おわり。

3/7以降

落ちました...。というわけで、

・所属研の研究がだいたいわかるまでは論文読みを続ける

・電磁気/光学/量子光学の勉強は1日に1章以上は進めないようにして、就活の調べ物と準備を進める

をやります。所属研の論文が結構難しくて正直全然読めてないので、とりあえず集中的にいくつか読もうと思います。そうすればある程度話の感じがわかって、その後はスムーズに読める気がするので。基礎の勉強については、今は電磁気学と光学をやっていますが、比較的すばやく進められそうなので、さっさと終わらせたいと思います。

*1:SiegmanのLASERSや越野CavityQEDの1章、古澤量子光学の第1・2章もちらっと読もうと思います